登録有形文化財
清輝楼

旅館・清輝楼は、1688年-1704年、本町で創業したと伝えられ、1901年に現在地へと移転しました。

その後、三度にわたり増築がなされたほか改修も行われ、現在の形となりました。

木造三階建ての近代和風建築として貴重なもので、国の登録文化財となっています。

清輝楼は、徳富蘇峰(とくとみそほう)、河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)、野口雨情(のぐちうじょう)、菊池寛(きくちかん)、吉川英治(よしかわえいじ)といった作家、ジャーナリストや、吉田茂(よしだしげる)、下村海南(しもむらかいなん)といった政治家が宿泊したことで知られ、色紙など墨跡(ぼくせき)の一部が「小さなちいさな美術館」として展示されています。

清輝楼は、近代宮津の景観や、天橋立の往来を物語るとともに、天橋立や宮津を舞台とした文化人の交流を知る上でも重要です。

与謝江海図

清輝楼の文化財について紹介・解説するデジタルコンテンツが用意されていますので是非お楽しみください。

【デジタルモーションブック】

デジタルモーションブックはスマートフォンでお楽しみいただけるマンガ調の作品で、 清輝楼についての理解を深めていただけるコンテンツです。
現地にある看板内のQRコードをスマートフォンカメラから読み込むと起動します。



【バーチャルガイド】

バーチャルガイドは、 実際の文化財の前で起動すると、 スマートフォンカメラ内に登場するキャラクターが清輝楼について解説するコンテンツです。

※バーチャルガイドは、現地でのみお楽しみいただけるコンテンツです。



【GPS連動再生古地図デジタルマップ】

GPS連動再生古地図デジタルマップは、 現在の地図と再生古地図を切り替えて利用が出来るデジタルマップです。
当時の海岸線などの地形から現在の地形への変化を知ることが出来ます。
宮津市内の他の文化財への移動時のサポートツールとしてもご利用いただけます。




所在地 京都府宮津市魚屋937
電話 0772-22-4123

TOP